ボールに穴をあけるために必要な情報を測定することです。
  各ショップ・ドリラーで、独自の測り方がありますが、
  今回は一般的なメジャーの方法をご紹介します。

  ■メジャーで測る主な内容です
  ・ホールサイズ（各指の大きさ）
  ・スパン（親指と中指・薬指の間隔）
  ・ピッチ（穴の角度）
  ・デプス（穴の深さ）
  ・ローリング位置（初めての方は測定できません）

      

  穴の大きさや、スパンを測る為に使用する測定ボールです。

  市販もされていますが、
  そのショップのドリル（キリ）で作ったメジャーボールでないと、
  実際、穴をあけた時に測ったものと異なることがあります。

      

  あなたの手や指の大きさや長さなどを記入するカルテです。

  これも市販されているものもありますが、
  各ドリラーによって、独自のメジャー方法があるので、
  メジャーシートを作成しているショップが多いと思います。
  Ａ２では、独自に開発した「MEASUREMENT SYSTEM」でメジャー情報の管理を行っています。
      

      

  いよいよ、実際のメジャーの説明です。
  まずは、名前・住所・連絡先など
  メジャーシートに記入していきます。

  次に、
  ・ボールの名前／重さ
  ・バランス（コアのレイアウト）
  ・利き腕
  ・性別
    などの情報も記入します。

  バランスについては、初めて作る場合、投げる方のローリングを測定できない為、
  きちんとレイアウトできません。
  初めて作る場合は、どんなレイアウトがいいか、希望をドリラーに伝えましょう。

  ※わからないことや、希望はなんでもドリラーに相談してみてください

      

  自分の目指すボウリングにあわせて選択しましょう！
  あけ方（グリップの種類）には、大きく３種類あります。

  ・コンベンショナルグリップ
    →中指・薬指をハウスボールと同じ第２関節まで入れるあけ方
      投げやすいですが、ボールを曲げるのは難しいです。

  ・フィンガーグリップ
    →中指・薬指を第１関節まで入れるあけ方です
      慣れるまでに少し時間がかかりますが、
      フックボールを投げたい方向けです

  ・セミフィンガーグリップ
    →中指・薬指を第１関節と第２関節の中間まで入れるあけ方です
      関節に合わせないので、投げるたびにスパンが変わりやすいです

  ※中指・薬指にゴムを入れて、あたりを柔らかくすることができます。
    詳しくは、また取り上げたいと思います。

      

  グリップが決まったら、次は指の大きさの測定です。
  今回は、最もポピュラーなフィンガーグリップで説明します。

  ・親指
      親指を根元まで入れて、抜けるかを確かめます
      ひっかかって抜けない穴から、
      １つか２つ大きめを選ぶとちょうどいいことが多いです。

  ・中指
      ピッタリなものがベストですが、フィンガーグリップを
      初めての方の場合、指が腫れてくる可能性が高いので
      少し大きめのものでもいいでしょう。

  ・薬指
      中指と同様に選びますが、中指のフィット感よりも
      少しゆるめのものを選ぶほうが、手への負担は少ないです。