マイボールを作ろう<その2>
■STEP7 〜 中指のスパンを測る 〜
      

  中指と親指の間隔(ミドルスパン)を測定します
  親指の大きさを選んだときと同様に、
  親指をきちんと根元まで入れて中指をまっすぐ伸ばします。

  中指の第1関節が、
  穴の角よりも少し前にでる状態が適正なスパンです。
  フィンガーグリップをはじめての方は、
  長く感じるかもしれません。

  また、指の太さも大きくなりますが、同じようにスパンも関節が
  伸びて長くなり、1〜2ヶ月もすると短く感じるようになります。
  かといって、最初から長めのスパンにするわけではなく、
  次にボールを作るときに、大きめ・長めに変更していくようにしましょう

  10〜20年前までは、長いスパンが良いとされていましたが、
  最近は、少し短めのスパンが、フィット感が良いとされるのが主流です。
■STEP8 〜 薬指のスパンを測る 〜
      

  薬指のスパンは、中指との兼ね合いで決まります。
  中指と薬指の長さの違いで、
  中指を基準とした薬指のスパンを算出します。

  ※各ショップで、独自のやり方があると思います。
    A2では、各ドリラーの経験に基き、
    ベストなフィッティングを生む値を算出します。
■STEP9 〜 ピッチを決める 〜
      

  上下左右 骨格に会わせて穴の向きを変える必要があります。
  ボールの中心に向かって穴をあけることを、ゼロピッチといいます

  ピッチを決める際、フィッティング感と
  その人が投げたいリリースの形は同じではないので、
  どこで妥協するかが難しいです。

  ただ、初めてボールを作る場合は、なるべく手を傷めないように、
  フィッティングを重視するようにしたほうがいいと思います。

  A2では、各ドリラーの経験からベストなピッチを算出します

  ※サムのピッチは、あまりリバース(中心から外側にずらす)にしないほうが、
    しっかりしたスイングができると思います。
      
■STEP10 〜 デプスについて 〜
      

  デプス(穴の深さ)ですが、
  指先が穴底に触る方がいいなどのこだわりがない限り、
  指先が底に触らないようにあけるのが基本です

  ※穴の大きさや深さで、重さがそれほど変わることはありません。

■STEP11 〜 最後に 〜
      

  これで、ひととおりのメジャーは完了です。
  何度もボールを作っていくうちに、
  他にもメジャーする項目が増えていくかもしれません。
  自分専用のボールですので、ドリラーと相談して、
  自分にあったボールを作っていきましょう!

  今回は、専門用語も多く、説明が長くなってしまいました
  最初は、わからないことが多いと思いますので、
  ある程度は、ドリラーにおまかせでいいと思います。

  まず、きちんとコミュニケーションのとれる
  信頼できるドリラーを探すのが重要だと思います。

  わからないことなどは、質問箱にどんどんカキコしてください。
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