まずは基礎知識

ボウリング教室

■タイミングの合わせ方1
「スポーツ・ボウリング」を本当に楽しむために欠かせないタイミングのとりかたです。
はじめはスイングだけ、次はステップだけというように、段階的な練習方法をあげておきます。
これは、万一スランプになったときでも役立つ方法です。
■<段階1>4歩助走の練習
左の図を見ながら、アプローチや廊下でステップの練習をしましょう。
右ききの方は、右足から。左利きの方は、左足からです。
 1歩目:右(かかとから小さい歩幅で)
 2歩目:左(やや大きい歩幅で活発に)
 3歩目:右(1・2・3歩は、かかとから)
 4歩目:左(つま先から入ってスライド)
  ポイント1:1歩目の右を強く意識すること。
  ポイント2:4歩目の「つま先からすべりこむ」感じがポイントです。
フィニッシュ(4歩目)で、スケーターのようにスライドできるまで練習です。
■<段階2>プッシュ・アウェイに注意して腕の振りだけの練習
左の図を見ながら、スウィングの良い感じを覚えましょう。

 1.出して!ゆっくりと大きく。以下、ボールの重みで自然に・・・
 2.おろして!(ダウン・スウィング)
 3.後ろから!(バック・スウィング)
 4.前へ!(フォワード・スウィング)

●最低20~30回は繰り返し練習しましょう。
・最初は「ロボット動作」のように段差をつけてやるほうが良いでしょう。
・10回以上繰り返して、4つの動作が頭に入ったら「良いフィーリング」をつかむために、
 実際にボールを持ってやってみましょう。
・手首に多少の力が入るのは良いですが、ひじや肩のつけ根の力は完全に抜きましょう。
・フィニッシュでは、よく腰を落として「前後開脚」の姿勢になるように。
■P・A(プッシュ・アウェイ)の正しいイメージ
グリップにはボールを落とさない程度の力を入れますが、ひじや肩の力はぬきましょう。