まずは基礎知識

ボウリング教室

■スペアの取り方
まず、ストライクコースを決めなければいけません。
基本的なストライクコースの狙い方は、右肩を目標にあわせて右から2番目のターゲット(10枚目)を狙い、ポケット(右投げの方は1番ピンと3番ピンの間)にいくスタート位置を探します。
うまくポケットにいくスタート位置が「ストライクポジション(以下SPと略す)」となり、この位置がコントロールの位置決めの基本位置となります。
SPを探す際の注意点として、まっすぐ立って、まっすぐあるいて、まっすぐ投げることを心がけましょう。
■キーピンによるスペア調整法
1投目で残ったピンの、一番手前のピンをキーピンと呼びます。
「キーピン」を基準にスタート位置を機械的に調整することで、スペアの確率を飛躍的に上げることができます。 この調整方法が「3-6-9スペア・システム」と呼ばれる方法です。
■レーン中央に残った場合(5番ピンアングル)
・キーピンが、①番か⑤番の時
  スタート位置はSPのままで、第2スパット上を通します。
■レーンの左側に残った場合(7番ピンアングル)
スタート位置をSPを基準に次の要領で右へ移動し、第2スパット上を通します。

・②番ピンまたは、⑧番ピンがキーピンの時
  SPから右へ板目3枚移動。第2スパットの上を通します。
・④番ピンがキーピンの時
  SPから右へ板目6枚移動。第2スパットの上を通します。
・⑦番ピンがキーピンの時
  SPから右へ板目9枚移動。第2スパットの上を通します。
■レーン右側に残った場合(10番ピンアングル)
この場合は、第3スパットが目標です。スタート位置は⑩番ピンポジションを基準に次の要領で右に移動します。

・⑩番ピンポジション
  SPから板目15枚、左へ移動したところから、3番スパット(15枚目)を目標にします。
・⑥番ピンがキーピンの時
  ⑩番ピンポジションから、右に板目3枚移動し3番スパットを通します。
・③番ピンまたは、⑨番ピンがキーピンの時
  ⑩番ピンポジションから、右へ板目6枚移動し3番スパットを通します。